M.R.T(Mika's Record of thought)

当ブログでは、批判を受け付けています。

【わからない病】私に住み着く@さん

 

題名:『わからない、わからない。』@さん著

 

 わからない。

 植物は太陽に向かって伸びていくものでそれはもう遺伝的に組み込まれていて、植物とはそういうものだ。種をばらまいて、この地に自分の遺伝子を残すことに全力を注ぐ。人間はどうだろうか。正常ならば、遺伝子をのこし、子孫繁栄に全力を注ぐのだろうか。この理論だと少なくとも私は正常ではない。なぜ、人間が増えるべきなのか。恐竜が絶滅したように人間だっていずれ絶滅するだろう。人間は考える能力を与えられたが故自滅した。私にはそのような未来がどうも遠くないようで気が気でない。まあ、人間がいた形跡など跡形もなくなるわけだから、余り不安に感じる必要もないわけだけど。跡形もなくなるのに、喜んで怒って哀しんで楽しんで、何になろうか。誰かのためにと必死なっても、その誰かも自分も跡形もなく居なくなる。そもそもいつかは宇宙まるごとなくなるのであろう。無とはいったい何なのだろうか。わからないのだが、今の私にはどうしていいのかわからない。宇宙に関する知識を本など読んで得るべきか。はたまた宇宙について詳しい人に聞くべきか。いや、それでは私のわからないは解かれない。みんななぜわからなくないのか。自分がどうして生きているのか、どこに向かって生きているのか、賢明に生き延びようとしながら死に向かっていることに何の違和感も持たないとはどういうことなのか。善いとは何で悪いとは何なのか。平気で社会生活を営んでいる大人たちは、これらのわからないがわかった人たちなのか、わからなくないひとたちなのか。病気とは何で健康とは何なのか。マジョリティを正常と呼び、マイノリティを異常と呼ぶ。異常であることの何が問題であろうか。ルールやマナーが守れない。守れることの何が正しいというのか。過剰な欲を持つと崩壊する。無欲になっても崩壊する。いったいどうすればいいのだろうか。私は半分崩れかけながら死ぬまで修復作業を続けていかなければならないのだろうか。幸福を選択した者は迷いなく立派な城を築こうとするだろう。どうして私は、城を築くべき理由を考えることばかりに力を注ぐのだろうか。自分はもしかすると城を築くより穴を掘るべきかもしれない。だが、地下に掘り進めることを実行したとしても、その選択が正しかったと確認する手段はない。それは嫌だからとりあえず地上から城をじっと眺める。あんな城つくったってどうせいつか崩れて跡形もなくなるんだと、まるであのブドウは酸っぱいとでも言うように言い捨てるだろう。そんな自分は嫌だ。どうしていいかわからない。本を読めばわかるかと思ったが、読めば読むほどわからない。自分は一生かけて、この世にはわからないことがたくさんあるということを学ぶのだろう。

 わからない、わからないと嘆きながら。

 

ーーー

<おわりに>

@さんは普段は謙虚であまり表には出てこないんだけど、「わからないよ。」って時には容赦なく主張を始める。

 

まあ、@さんは私の中に住み着いてるんだけど、こんなわからない病の@さんとの共存は意外と嫌じゃないんだよね。

 

この記事を読んでくれた人の中にも、わからない病を患った@さんみたいな人が住み着いちゃってる人がいるんじゃないかな。

 

ーーー

 <今日の一言>

 寒い日の温かいココアは格別